« DELL ノートPC(Vista)に、Win7 Pro インストール。そして Win10へ。 | トップページ | USBアダプター (USB急速充電器) »

2016年6月11日 (土)

物理マシンから仮想マシン(P2V)へ、Virtual BoxとHyper-Vの活用と考えさせられたこと

物理マシンの環境を、そのまま仮想マシンとして変換することをP2V(Physical to Virtual)というらしいです。古い環境を仮想化して新しい環境へ移行して運用していくP2Vマイグレーションに僕もチャレンジしました。

背景

対象:Dell Note PCの Windows Vista 32bit

  1. Disk2VHDダウンロード
  2. Disk2VHDで物理環境のHDDをそのままVHDファイルへ変換
  3. VHDファイルをNASへ移動、、、
  4. Vitual Boxで仮想環境起動
の順で行う予定。
  • まずは、Disk2VHDをダウンロード
    Vista以上の環境で実行するなら、
    https://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/ee656415.aspx ← 最新バージョン
    XP SP2以上の環境で実行するなら
    https://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/ee656415.aspx ← 古いバージョン
    から入手できます。
  • Disk2VHDで、Vista 32bitのHDDを変換
    僕の場合、HDDにパーティションが切られており、CドライブがWindows Vista。
    EドライブがWindows10なので、システム領域とCドライブをVHDXファイルに変換し、Eドライブに保存しました。
    後で記載しますが、VHDファイル、VHDXファイルどちらの形式が良いかというと、
    Virtual Boxで使用する場合、VHDファイルにすべきです。
    ここを間違ったので、少し苦労しました。
    Disk2VHDは、こんな画面です。

  • ver2.01のデフォルトの保存形式は、VHDX形式です。
    大きな領域を保存するためにはメリットがありますが、今回はVirtaulBoxで使用するためVHD形式で作成します。
    参考情報ですが、VHDは上限2TB。VHDXは上限64TBです。

  • VHDファイルをNASへ移動、、、
    900GB程度をWi-Fi接続でコピーしましたが、とんでもなく時間がかかりました。
    また、結論として、NASへの移動は失敗です。
    理由としては、仮想環境を立ち上げたとき、ネットワーク経由の環境(NAS上のVHDファイル)に頻繁にアクセスすることになるため、動作が非常に遅くなり実用に耐えませんでした。
    仮想マシンを動作させるパソコンのHDDに保存することになりました。
  • Vitual Boxで仮想環境起動
    Virtual BoxとVirtualBox 5.0.xx Oracle VM VirtualBox Extension Packをインストールして、起動します。
    「新規」を選択して、
    Virtualbox
    環境(仮想マシン)の名前を決めます。
    Virtualbox2
    メモリーサイズを決めます。
    32BitのOSの場合、2048MB程度で十分と思います。

    Virtualbox3
    次が肝心。
    「すでにある仮想ハードディスクファイルを使用する」を選択し、
    先ほど作製した作製した VHDファイルを選択します。

    Virtualbox4 
以上で完了です。
でも、実はこれでおしまいではなかったんです。

VirtualBoxで起動すると、起動できないんです。weep

原因は、Microsoftの仮想化技術Hyper-Vと、VirtualBoxが共存できないってことです。
でも、解決方法はあります。1、Hyper-Vをあきらめる。2、目的に合わせ切り替える。
悩むまでもありません。欲張りな僕は、当然2を選択!
2の方法について、

手動で切り替える場合

  1. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動
    「スタートメニュー」→「Windowsシステムツール」→「コマンドプロンプト」で右クリック
    「その他」→「管理者として実行」
  2. Cmd

  3. Hyper-V ON/OFFのコマンド実行

    ●Hyper-V ON (有効化)
       bcdedit /set hypervisorlaunchtype auto

    ●Hyper-V OFF (無効化)
       bcdedit /set hypervisorlaunchtype off

GUIで切り替える場合

「HyperV-Switch」がお勧めです。(参考記事

これで、引越ししたWin Vistaが無事起動するようになります。
Hyper-Vでも同様に起動できます。これは機会があれば別記事にします。
ただ、P2Vをした場合、Windowsのライセンスの問題があり、ライセンス認証を再度実施する必要があります。
ライセンス認証しないと、Windows Updateが出来なくなります。というよりサポート期間が終わればどちらにしろUpdate出来なくなりますが、、、
ライセンス的には、よくわかってないのですが、もともと入っていたPC上に仮想環境を作ったのであれば追加ライセンスは不要で、現状のライセンスが使用できるようです。
PC購入時のディスクについている「プロダクト キー: XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX」で再度認証してください。

また、今回やってみて最終的にがっかりしたのは、NASに保存されている環境をLAN経由で実行する場合、HDDへの読み書きに非常に時間がかかるため実用的なスピードにならないということです。使用しているとストレスが溜まってきます。

最近の高級なNASは、NAS上で仮想環境を立ち上げ、クライアントのPCには、画面情報のみを転送する(VNCなどで接続する)という物もあります。(参考記事)
こちらであれば、OS自身がNAS上で動作しているため実用的なスピードになると思われます。その代りNAS自身のCPUが高性能でないと元も子もないですが、、、
このようなNASを自作したければ、FreeNASで作成することもできます。FreeNAS上でVirtual Boxも動作させることができるようですが、資料も少ないのでASUSTOR社のNAS(サポートされるモデル: AS31/32/50/51/6/61/62/70)を購入するのがお手軽です。高いですが、、、

« DELL ノートPC(Vista)に、Win7 Pro インストール。そして Win10へ。 | トップページ | USBアダプター (USB急速充電器) »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

続きが気になる。

自分続き気になります!今まさに同じような事しようとしてはまってます

続きを書きました。遅くなってすみません。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/589583/63764233

この記事へのトラックバック一覧です: 物理マシンから仮想マシン(P2V)へ、Virtual BoxとHyper-Vの活用と考えさせられたこと:

« DELL ノートPC(Vista)に、Win7 Pro インストール。そして Win10へ。 | トップページ | USBアダプター (USB急速充電器) »